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セミナーレポート

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レポート:採用担当×分析担当が実例で語りつくす「採用データ活用術」

2021年12月9日、Thinkings株式会社主催セミナー『採用担当×分析担当が実例で語りつくす採用データ活用術 』がLIVE配信の形で開催されました。
当日は実際にThinkings社で人事をマネジメントしている松澤俊明と、データ分析を担当する江川伊織が登壇。採用担当とデータ分析担当、それぞれの現場の視点から、Thinkings社での実データ を元に取り組む採用改善ついてお話いただいた内容が、現在セミナーレポートとして無料公開されています。この記事ではその概要をご紹介します。

データドリブン採用の必要性は高まっている

採用担当者に「データを分析する力」が求められるようになった背景には、採用を取り巻く環境の変化があります。
新卒採用においては、いわゆる経団連主導の「就活ルール」が廃止されるなど、全企業同時期に一括で採用を行うスケジュールが大きく変わりつつあります。また中途採用では、人材の流動性が高まる中で、転職したい人も中途採用をしたい企業も増え、かつてなく市場が活発化しています。採用市場全体が売り手市場であることに加え、こうした採用を取り巻く環境が目まぐるしく変化することで、「今までの経験則にのっとった採用が通用しない」と考える企業が増えてきています。
また、昨今のコロナウィルスの蔓延により、採用のデジタル化・オンライン化が進んだことも、企業が採用データを収集し活用する機会を広げ、また「新しい環境に適応しなければならない」という企業の意識を後押ししたことでしょう。

こうした時代状況を背景に、まずは高度な分析ツールではなくExcelや自社のATSなどでできるデータ分析から取り組みたい、という採用担当者のニーズにこたえるため、本セミナーが開催されました。

データ分析のためのデータ活用にしないために

本セミナーに登壇した採用担当者・松澤氏と、データ分析担当者・江川氏は、ともに“データ分析がゴールではない“ということを指摘しました。
松澤氏は採用担当者という立場から、分析の大前提に自社の採用活動の目標・テーマがあると述べました。Thinkings社の場合、選考過程において相互にフィット感を確認しあうことを重視する”Fit採用”という採用活動に取り組んでいます。そしてその過程で起きる、「自社にフィットしたはずの人材が選考を辞退してしまう」といった課題に対する改善のヒントを、データから見出そうとしているのです。当然、採用・人事担当者は分析にじっくり取り組める時間はありませんので、システムを活用し部署横断で知見を借りながら進めることを意識しているとのこと。
また江川氏も同様に、「何を実現したいか」を先に考えることがデータを活用する上で必要だと述べており、データ分析手法そのものよりもどんな採用を目指すかこそが肝要であることがレポート各所から読み取れます。

適性検査を分析してわかったこととは?分析・運用の全体像を赤裸々にご紹介

例えば前出の「自社にフィットしたはずの人材が選考を辞退してしまう」という課題について、江川氏は辞退しがちな人は適性検査(性格検査)の項目中”熟慮・慎重”の得点が明らかに低いことに気が付いたそう。この分析結果から、「熟慮・慎重の得点が低い、そそっかしい傾向がある人は、熟慮する前に辞退を決めてしまっているのでは」という仮説を立て、採用チームでは2023年卒から同項目が低いものの自社へのフィットが高い応募者には面談などフィードバックを行うことで、辞退を減らす取り組みをしています。

このほかにも、本セミナーレポートには「説明会後のアンケートからわかったこと」といった分析結果や、「アンケートの回収率と回収方法は?」「データ分析を学ぶためにお勧めの本は?」「社員のデータ分析教育はどうやっている?」などなど、セミナーで語られたThinkings社の実情を包み隠さず掲載しています。
ぜひお気軽にお読みください。

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