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中途採用のよくある課題とは?解決方法を押さえて求める人材を確保しよう

労働人口の減少をきっかけに、「中途採用」に励んでいる企業は少なくありません。しかし、中には課題に直面し、求める人材をなかなか採用できずにいる企業もあるでしょう。

そこで今回は、企業の中途採用意欲の動向をはじめ、中途採用のよくある課題とその解決方法をご紹介します。採用担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

これまでとこれからを解説!中途採用市場の動向

新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、企業の中途採用実績は落ち込みました。しかし、2021年には中途採用活動に取り組む企業が増え始め、その状況が回復しつつあります。

中途採用市場の動向

リクルートワークス研究所が行った「中途採用実態調査(2021年度実績、正規社員)」によると、2021年度下半期に中途採用活動を「実施した」「実施中」と答えた企業は69.8%、「実施しなかった」と答えた企業は30.2%という結果が出ています。

一方で「中途採用実態調査(2020年度実績、正規社員)」では、2020年度下半期に中途採用活動を「実施した」「実施中」と答えた企業が64.9%、「実施しなかった」と答えた企業が34.9%でした。さらに2021年度の中途採用実績は、1社あたり中途採用人数が1.31人と、前年度の1.23人から前年度比+5.8%も増加しています。

この結果から、コロナ禍真っ只中の2020年と比較すると、2021年は中途採用を行って人材を確保する動きが活発になっており、さらにその成果を高めていることがわかります。このまま新型コロナウイルス感染症が収束すれば、今以上に中途採用が活発化すると予測できるでしょう。

なお、多くの企業の中途採用意欲が高まると、その分人材獲得が激化します。その中で求める人材を確保するには、自社の中途採用の課題を洗い出し、解決する必要があります。

参照:中途採用実態調査(2021年度実績、正規社員)|リクルートワークス研究所
   中途採用実態調査(2020年度実績、正規社員)|リクルートワークス研究所

心当たりはある?中途採用のよくある課題

ここでは、中途採用のよくある課題を5つご紹介します。自社に当てはまるかどうかを踏まえながら、確認してみてください。

求人に対する応募が少ない

求める人材を採用するには、より多くの母集団を形成することが欠かせません。

しかし、たとえば求人情報の内容が薄いと求職者の興味・関心を惹くことができず、応募が少ない、またはゼロになることもあります。 そのため、もし条件に当てはまる人材がいなければ、合否を妥協で判断してしまう恐れがあるほか、中途採用活動が振り出しに戻ってしまう可能性があります。

求める人材からの応募がない

中途採用の活動を通して無事に母集団を形成できたとしても、その中に求める人材がいるとは限りません。とくに、中途採用のターゲット設定が適切にできていない場合は、いくら採用活動に励んでも求める人材からの応募が集まらない可能性があります。

この場合、 採用期間が長引き、コストが膨大にかかってしまいます。 限りある応募者の中から可能性のある人材を採用 し、育成することも可能ですが、 より多くのコストがかかる可能性があります。

応募者の見極めが難しい

中途採用活動において「求める人材か」「入社後に活躍できそうか」を正しく判断できるか否かは、採用担当者の“人材を見極める力”に左右されます。そのため、もし採用担当者の経験値が浅く、見極める力が不足していると、自社に合わない人材を採用してしまう可能性があります。この場合、現場に負担をかける恐れがあるほか、中途採用者の早期離職につながりかねません。

また、採用担当者は現場の意見も 汲む必要がありますが、もし両者の採用基準にズレが生じている場合は、求める人材をうまく確保できなくなる可能性も あります。

内定を辞退されてしまう

中途採用における内定辞退は決して珍しくなく、その原因には主に「企業と内定者との入社条件の不一致」「内定者の転職への不安」「他社への入社」など があります。

もし内定辞退が発生すると、それまでの中途採用活動が無駄になってしまうほか、その後のプランが白紙に戻るという多大な損失が出てしまいます。また、新たに人材を確保しなければならないため、中途採用活動に取り組む時間が増え、費用もさらに発生する可能性があります。

無事に採用できても定着率が低い

中途採用をはじめとする人材採用の目的は、採用した人材が定着し活躍することです。そのため、もし求める人材を採用できても、入社前のイメージと入社後の現実に差を感じたり、企業のサポート体制に不満を覚え て一定期間をもって離職した場合、人材採用は失敗したことになります。

こうなると、あらためて中途採用活動を行わなければならないため、計画を立て直す必要があるほか、追加でコストがかかってしまいます。

ぜひ参考にしてみて!中途採用のよくある課題の解決方法

中途採用に着手する際は、 前述したような課題を解決しなければなりませんが、その方法がわからずお困りの 方も多いでしょう。実はこれらの課題は、以下の方法で解決できる可能性があります。

採用方法を見直す

求人を出したものの応募が少ない、または応募がゼロである 場合に加え、 求める人材から 応募がない場合は、採用方法が適切ではないかもしれません。具体的には、「利用者が多い求人媒体に情報を載せていない」「求める人材が足を運びそうなイベントに参加していない」といった可能性が考えられます。

求職者はもちろん、求める人材の目に求人情報が留まらな ければ、求人に対する応募はなかなか来ません。そのため、求職者・求める人材の立場になって採用方法を見直すことが大切です。

なお、採用方法の種類については以下の記事でご紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

関連記事:最新の採用方法を一挙ご紹介!自社に最適な手法で採用活動を成功させるポイント

求める人材像を明確にする

応募者を見極められず中途採用活動が不順な場合は、求める人材像が不透明な可能性があります。

たとえば、「ビジネススキルを備えた人材」という漠然としたイメージだけでは、応募者をどう見極めればよいかわからず、求める人材かどうかの判断がしづらくなります。そのため、求める人物像を設定する際は、性格や価値観、備えている知識・スキルなど、細かい点まで明確にすることが大切です。そうすることで採用基準が定まり、求める人材かどうかの判断を下しやすくなります。

このほか、応募者と密にコミュニケーションを取ることも大切なポイントです。コミュニケーションを通して応募者のビジョンや仕事に対する希望などを確認することで、自社に合っているかどうかを見極めやすくなります。

こまめにフォローする

内定を辞退されてしまったり、無事に採用できても定着率が低かったりする場合は、内定者や新たに入社した人材をうまくフォローできていない可能性があります。

内定者は、内定が決まった後も「本当にこの企業でよかったのか」と不安になることがあります。また、「活躍できるか」「人間関係をうまく築けるか」といった不安を抱えることも珍しくありません。
新たに入社した人材に関しては、これまでとは違う業務や人間関係に戸惑い、不安を覚えることがあります。

こうした状況の中、企業が内定者・新たに入社した人材のフォローを怠ると、ストレスから内定辞退・離職につながりかねません。そのため、中途採用活動に 限った話ではありませんが、「声を掛ける」「相談しやすい環境を整える」などを こまめにフォローすることが大切です。

まとめ

中途採用で求める人材を確保するには、中途採用の課題を洗い出し、それを解決する必要があります。今回は、中途採用のよくある課題とその解決方法をご紹介しましたが、解決方法に関してはどれも実践しやすい内容になっています。そのため、もし中途採用に苦戦しているのであれば、ぜひ自社の課題を見つけ出し、その課題に合った解決方法を試してみてください。

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この記事の著者

sonarTimes 編集部
1000社以上にご導入された採用管理システム「sonar ATS」を展開。その知見をもとに、企業の採用・人事・経営にかかわるすべての人に最新の情報をお届けします。