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Z世代の性格・特徴を踏まえて採用活動に取り組もう!押さえておくべき3つのポイントとは 

自社の未来を見据えて、若手社員を確保しようと考えている採用担当者の方もいるのではないでしょうか。心当たりがあるなら、若手社員が該当する「Z世代」について理解を深めることが大切です。

そこで今回は、Z世代の定義や性格・特徴について解説します。あわせて、Z世代の興味・関心を惹く企業の特徴、そしてZ世代を採用するためのポイントもご紹介しているので、ぜひご覧ください。

Z世代の定義とは?ほかの世代とは何が違う?

Z世代とは、1990年代中盤〜2000年代に生まれた世代のことです。その定義は明確ではなく、2000年代初頭以降に生まれた世代と考えられることもあります。日本のビジネスシーンでは「26歳以下の世代(※2022年時点)」と捉える傾向があり、具体的には13〜26歳(1996〜2009年生まれ)の世代がZ世代に該当すると考えられています。

Z世代は、欧米で誕生した世代分類のひとつ「Generation Z」から派生した概念です。そのほかの世代分類には「Generation Y(Y世代・ミレニアル世代)」や「Generation X(X世代)」があり、それぞれが表す世代は大きく異なります。詳しくは以下のとおりです。

Z世代とY世代の相違点は「好景気を経験したか否か」です。Z世代が未経験なのに対し、Y世代は経験済みなので、Z世代に比べて消費に積極的な傾向があります。

Z世代とX世代の相違点は「デジタルネイティブか否か」です。Z世代は生まれてすぐ、または生まれたときからインターネット・スマートフォンが身近にあるため、ネットリテラシーが高い傾向にあります。一方でX世代は大人になってからインターネット・スマートフォンに触れているため、たとえば情報収集をテレビや雑誌で行う方も多くいます。

3つのカテゴリ別に解説!Z世代ならではの性格・特徴

Z世代はどのような性格をしており、どのような特徴があるのでしょうか。以下で3つのカテゴリ別に解説します。

考え方・価値観

Z世代は、自分と異なる人種や異なる価値観を持った人、一人ひとりのジェンダーを受け入れる傾向があるといわれています。実際に、BIGLOBEが行った「Z世代の意識調査」では、全国の18〜25歳の男女(600人)の約80%が「多様性は大切だ」と考えていることがわかっています。これは、Z世代が「一人ひとり違って当たり前」という教育を受けてきたからこその結果といえるでしょう。

また、Z世代は「ゆとり教育」を受けてきたため、競争を避ける傾向があります。具体的には、必要以上に自己主張せず、友人や仲間との連帯感やその場の居心地を大切にします。そのため、何かを独占しようとはせず、譲り合うことが多いのが特徴です。

参照:「多様性は大切だと思う」 8割、「人と競争するのが苦手」7割 BIGLOBEが「Z世代の意識調査」第1弾(価値観・行動編)を発表 ~「SDGsに配慮した商品を買いたいと思う」5割超~|BIGLOBE

仕事・キャリア

Z世代は、仕事をするにあたって「誰と一緒に働くか」を重視する傾向があります。実際に、株式会社i-plugが行った「企業の魅力と働き方に関する意識調査」では、「働き方について気になるのはどのようなポイントですか?」という設問に対し、「どのような社員が働いているか」と回答した人が約55%ともっとも多かったことがわかっています。

上述のとおり、Z世代は友人・仲間との連帯感を重視するため、一緒に働く人でその企業の働きやすさを判断するのかもしれません。

このほか、リモートワークを希望する傾向があるのも、Z世代ならではの特徴です。新型コロナウイルス感染症の拡大により、Z世代は学生時代に授業や講義、友人との交流をリモートで行ってきた経験があります。そのため、仕事に関してもリモートを望む可能性が高いと考えられるでしょう。また、新型コロナウイルス感染症による就職難を目の当たりにしていることから、仕事に安定を求める傾向もあると考えられます。

参照:就活生の「企業の魅力と働き方」に関する意識調査アンケート【2021年卒版】|人事ZINE

情報収集・消費行動

Z世代はテレビ・新聞離れが著しいといわれており、その理由には「インターネットで情報を収集する傾向がある」という特徴が大きく関係しています。具体的には、SNSをはじめとするWebメディアを駆使して、欲しい情報だけをピックアップするのです。中には、調べごとをする際に検索エンジンを使わず、最初からSNSやYouTubeを見るZ世代もいます。

消費に関しては消極的で、自分の価値観にマッチしたものだけを好む傾向があります。「流行っているから」「友人が持っているから」などの理由で消費することは、ほかの世代に比べて少ないでしょう 。

また、自分の価値観を大切にするという特徴から「好きなこと 」にお金をかけるZ世代も多くいます。基本的には消費に消極的ですが、好きなこと に対しては投資を惜しまない傾向にあります。

Z世代の興味・関心を惹く企業とは?特徴を押さえよう

では、Z世代の興味・関心を惹く企業にはどのような特徴があるのでしょうか。

第一に、多様性を尊重している企業はZ世代の興味・関心を惹きやすいといえます。 前述したとおり、Z世代は多様性を大事にしている傾向があるため、副業や複業、リモートワーク、地方移住など、多様な働き方を考慮した福利厚生が充実している企業は、Z世代にマッチしやすいでしょう。

このほか、仕事に安定性を求める傾向があることから、安定的に利益を得られるような仕組みを確立している企業も、Z世代の興味・関心を惹きやすいと考えられます。

また、Z世代は競争心が比較的低いことから、企業の事業規模や就職した場合の収入を気にすることがほとんどありません。そのため、より安定性を重視する傾向があると考えられます。

Z世代を採用したい!押さえておくべき3つのポイント

Z世代を採用するには、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。

1.攻めの姿勢で採用活動に取り組む

Z世代は、新型コロナウイルス感染症による世界的不況のほか、ブラック企業の実態などを目の当たりにしているため、企業を厳しめに評価する傾向があります。また、少子化による売り手市場を身をもって経験していることから「企業を選ぶ」という意識を持っています。

そのため、単に求人広告を掲載するだけの「待ちの姿勢」だと、Z世代に選んでもらえない可能性があります。Z世代の興味・関心を惹いて採用につなげるためにも、企業から積極的に情報を発信する・Z世代に直接アプローチするなど、攻めの姿勢を心掛けましょう。

2.採用情報はSNSで発信する

Z世代は、就職活動においても情報をSNSで収集する傾向があります。このときZ世代がとくに注目するのは、TwitterやInstagramにある企業の公式アカウントから発信された情報です。企業からのリアルな情報を確認した上で、求人に応募するか否かを判断します。

そのため、Z世代を採用するには、オフィスの様子や社員の仕事ぶりなど、自社ならではの情報をSNSでありのまま発信することが大切です。

3.個人を尊重する

Z世代は、「Z世代は」「ゆとり世代は」といった言い方を好みません。「一人ひとり違って当たり前」という教育のもと個性を大切にしているので、一括りにされることに抵抗があるのです。

そのため、求人広告の文面や面接時の発言において、集団と捉えられるような言葉は使わないようにしましょう。「企業として個人と向き合っている姿勢」を打ち出すことが大切です。

まとめ

Z世代は、これからのビジネスシーンの主役といっても過言ではありません。そのため、自社の未来を考えるなら今のうちにZ世代を確保する必要があります。

Z世代を採用するには、Z世代について理解を深めたのち自社の体制を整えて、適切な採用戦略を立てることが欠かせません。今回ご紹介した性格・特徴はその際にきっと役立つので、ぜひご参考にしてください。

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sonarTimes 編集部
1000社以上にご導入された採用管理システム「sonar ATS」を展開。その知見をもとに、企業の採用・人事・経営にかかわるすべての人に最新の情報をお届けします。