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企業の経営課題とは?問題点の見つけ方や解決方法を徹底解説!

企業が良好な経営を続けるため、そして成長し続けるためには、経営課題を明確にして解決していく必要があります。

そこで今回は、経営課題の代表例や見つけ方、解決方法についてご紹介します。企業のさらなる発展のためにも、この記事を通して経営課題との向き合い方を押さえましょう。

経営課題とは

経営課題とは、企業の経営・成長を脅かす問題のことです。詳しくは後述しますが、代表例には人手不足や営業力不足、資金不足などが挙げられます。
仮に経営課題を見落としてしまうと、社員が退職したりクライアントを失ったりする恐れがあり、最悪の場合は倒産につながることも考えられます。つまり、企業の盛衰は「経営課題との向き合い方」によって左右されるということです。そのため、どんなに小さな経営課題にも真摯に向き合い、解決するよう努力することが大切です。

企業が抱える経営課題

昨今大きく取り上げられている経営課題には、主に以下の4つが挙げられます。

1.人手不足

少子高齢化による労働人口の減少、そして新型コロナウイルス感染症の拡大により、人材不足を経営課題としている企業は増えつつあります。実際に、一般社団法人 日本能率協会が発表した『日本企業の経営課題 2021』 調査結果速報 【第1弾】によると、現在抱えている経営課題として「人材の強化」を挙げた企業は、昨年の31.8%から37.7%に増加したことがわかっています。
また、優秀な人材を確保しようとするほど採用難易度が上昇するため、これにより採用活動の不調(=人手不足)が続いている企業も少なくありません。

2.営業力不足

営業力不足も、昨今注目されている経営課題の一つです。上述した調査結果によると、現在抱えている経営課題の第1位は「収益性向上」であり、これにもっとも影響を与える要因が営業力といわれています。とくに、営業力をサポートする「企画提案力」は、クライアントのニーズ(顕在的・潜在的)を理解し、自社の商品・サービスを適切に届ける力であることから、多くの企業が重視しています。そのため、収益性を高めるには企画提案力を含む営業力を底上げすることが欠かせません。

3.資金不足

今着手している事業を拡大したり、新たに事業を立ち上げたりするには、膨大な資金が必要です。しかし、企業によっては「そもそも資金がない」「資金調達のためのお金がない」などの理由で実現できないこともあります。この場合は、資金不足が経営課題として挙げられます。
実際、資金不足に悩む中小企業や個人事業主は多く、社会に貢献できるアイデアを持っているのにもかかわらず、資金不足で事業が軌道に乗らないというケースは珍しくありません。

4.技術力不足

このほか、技術力不足を経営課題として抱えている企業もあります。いわば、自社の商品やサービスに課題を感じつつも、それを解決するために必要な技術を補うことができないという状況です。
技術力不足に関しては、上述した人手不足・資金不足を解決すれば、その流れで解決できる可能性があるため、視野を広げてさまざまな側面からアプローチするのがよいかもしれません。

経営課題の見つけ方

企業において重要なのは、自社ならではの経営課題を早急に把握することです。以下では、その見つけ方を解説します。

業務フローの見える化

既存事業の継続が多い企業の場合は、まず業務フローを見える化することが大切です。なぜなら、業務フローが定着(ルーティン化)してしまうと、効率性の低下などの経営課題に気づきづらくなるためです。経営課題をいち早く把握し解決するためにも、業務フローを見える化して常に課題と向き合える環境を構築しましょう。

組織の見える化

社員の数が少ない企業の場合は、まず組織の状況を見える化することが大切です。
仮に組織図を作成せず、なんとなく把握したつもりでいると、どこに課題や無駄があるのかわかりづらくなります。その点、組織の状況を見える化すれば「社員の配置に無駄は生じている」などの経営課題を見つけやすくなり、早急に解決へと一歩踏み出せます。

経営資金の見える化

経営資金を見える化することは、どのような企業においても大切です。「売上はどの程度か」「何にどれほどのコストをかけているのか」などの現状はもちろん、そこから導き出される経営課題や自社の強みを把握できるためです。これらは今後の経営・成長に大きく関係してくるため、企業の規模やタイプを問わず重要なステップといえます。

社員成績の見える化

このほか、社員の成績を見える化することも、すべての企業において大切です。なぜなら、「どの社員がどのような活躍をしているのか」「どの部署(チーム)がどのような成果を出しているのか」などを把握でき、そこから組織図や人員配置における課題を見つけやすくなるためです。社員一人ひとりに自らの能力を思う存分発揮してもらうためにも、成績をしっかり確認して適材適所に配属するようにしましょう。

経営課題を解決する方法

では、経営課題はどう解決すればよいのでしょうか。以下にて、主な解決方法を5つご紹介します。

就業条件を拡大する

経営課題として人手不足が挙がっている場合は、就業条件を拡大するのがおすすめです。なぜなら、少子高齢化や労働人口減少の改善は現実的ではないためです。今後も人手不足の要因は残り続けると考えられるので、育児や介護に勤しむ方をはじめ、定年退職後のシニア、外国人の労働者など、さまざまな人材を受け入れる体制を整えましょう。

人事評価制度を見直す

人材育成を課題としている場合は、人事評価制度を見直すようにしましょう。具体的には、社員一人ひとりの「課題・目標の達成度を評価するプロセス」を見直すことが大切です。
理想としては、「課題・目標を達成できているか」「自らの強みを強化するにはどうすべきか」「弱みを改善するにはどうすべきか」などを話し合い、そこからさらなる目標を設定するのがベストです。これを繰り返すことで、結果的に人材育成につながります。

ITツール導入で業務効率化を図る

生産性の低下を経営課題として抱えている場合は、ITツールを導入しましょう。事業に適したツール・システムを取り入れることで、単純な業務や定型化しやすい業務を人の手で行う必要がなくなります。これにより社員はコア業務に注力しやすくなり、結果として生産性の向上が期待できます。

資金を調達する

資金不足の経営課題を改善するには、資金の調達が必須です。その方法には、自社の資産を売却して資金を調達する「アセットファイナンス」や、銀行から借り入れたり社債発行で資金を調達したりする「デットファイナンス」、インターネットを通して不特定多数の人から資金を調達する「クラウドファンディング」などがあります。自社に合った方法を見極めて、効率よく資金を確保しましょう。

ナレッジを共有し、商品の露出場所を拡大する

経営課題として売上の低さが挙がっている場合は、まず業務改善につながるナレッジを共有することが大切です。たとえば、安定的に成果を出している営業職の社員の行動をほかの営業職の社員に共有すれば、個々の業務改善につながり、結果として売上の拡大が見込めます。
このほか、商品・サービスとクライアントの接点を増やすのも一案です。露出度を高めることで、売上・シェアの拡大につながる可能性があります。

まとめ

経営課題に直面したら、放置せず早急に解決するよう努めることが大切です。なぜなら、経営課題との向き合わずにいると、社員が退職したりクライアントを失ったりする恐れがあり、最悪の場合は倒産につながる可能性もあるためです。自社に経営課題はあるか、ある場合はその内容はどのようなものかを明確にし、今回ご紹介した解決方法を参考に打開していきましょう。

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この記事の著者

sonarTimes 編集部
1000社以上にご導入された採用管理システム「sonar ATS」を展開。その知見をもとに、企業の採用・人事・経営にかかわるすべての人に最新の情報をお届けします。